切れてしまったスターターロープを直します。
だいたいこんなものがあればいけるでしょう。
ナットを外す道具とロープを切る道具があればいいです。
中央のナットを外します。
ナットを外すと、こんな感じで部品を外すことができます。
不安な人は写真を撮っておくといいですよ。
メーカーによって、部品の形や構成が少しずつ違ったりもするんで。
そして、次のパーツを引き抜くのですが、ここは慎重にやってください。
中がゼンマイ式になっていて、ゼンマイが外れてしまうと、大苦戦します。
刈払機のような少排気量だと、小型なゼンマイで、戻せなくて絶望的なことになります。
今回は大丈夫でした。
ゼンマイがついている部品にロープも巻きついています。
巻きついている方向なんかもパチリ。
時計回りでセットされてます。
引き出して、ロープの長さを確認。
こっちは70cm。
切れた先は30cm。
結び目なんかも考えると、110cmくらいか。
ビビりな私は、120cmでとりあえず切っておきます。
ロープを切っちゃうとバラけるので、テープで巻いておくといいです。
穴を通しやすくなります。
ロープを、巻きつける部品に通します。
先端は、団子結びにして、穴部分に押し込んで固定。
ロープも時計回りに巻いておきます。
ゼンマイの引っかけと、受け側の金具が合うように戻します。
はめて少し回すと、なんとなくはまりますが。
さらにロープを通して完成だ~とやると、最後まで巻き取らないスターターになります。
ここのポイントは、ロープをひっかける切り欠きを利用すること。
すぐに穴を通さず、ロープを引っ張りながらさらにもう1周回して、仕上げるんです。
引きが強いので、一旦縛っておきました。
部品を戻していきます。
ナットを締め付けます。
持ち手の穴も通して、縛ります。
はい、これで完成。
あとは、耕運機に組みつければOKです。
先にも言ってますが、各メーカーで少しずつ部品の形や構成が違うので、参考程度にしてください。
それでは、今日も明日も日々是好日で。