ボロい板だなぁと思うかもしれませんが、関東大震災も東日本大震災も受け止めた歴史ある板です。
江戸時代後期からあるよとの言い伝えなので、150年以上前のもの。
それに手を入れられるんだから、DIYとしては幸せもんですよね。
一応言っておきますが、日常で使用している戸です。
今回は戸の下の高さを3cmほどカットします。
この戸がある部屋に畳が入って、3cm床の高さが上がるから。
組んだのは自分なので、枠は躊躇なく壊せます。
枠の下の部分を外しました。
トリマーで作った框組。
5年前の技術の甘さと、乾燥気味でゆるゆるでした・・・。
定規をあてて、マルノコでカット。
年代物をやるときは勢いがないといけません(笑)
押し込んでも、終われるわけがない・・・。
どのぐらい切れば下端の面が合うか確かめて、マーキング。
アサリなしのノコギリで切り込んでいきます。
パイプソーフラットは完全に常備ノコギリとなりました。
鑿で微調整しながら仕上げました。
使用するには必要十分と言い聞かせ、次へ行く。
このままでは簡単にバラバラになるので、ビス止め。
今の季節に下を3cmも明けるとどうなるのか・・・。
空気の入れ替わりが激しく、冷たい風がビュービュー入ってきます。
ビスで簡単に外せる棒をつけておきます。
畳が入ったら外すとします。
戸を戻しました。
忍者屋敷みたいな家を目指しているんで(笑)
ビスを使ったんで強度が上がりました。
内側からダボ、外側からビス、の両方を使うことで強固に組めるってことかな?
後で試してみよう。
今日も明日も日々是好日で。