同僚が研ぎの業務をするとのことで、協力することになりました。
6本の包丁をお預かり。
6本中、3本は割と最近に買ったばかりのようで、型崩れもなく刃もまだ切れそうです。
残りの3本は研いだ形跡もあり、なんといっても切れねぇ~(笑)
型崩れがないものは、刃先のみの研ぎで仕上げようと思います。
荒研ぎ400番。
中研ぎ1000番。
仕上げ研ぎ3000番。
超仕上げ研ぎ6000番。
新聞紙で試し切り。
シャーーーッと切れました。
よし、よし。
刃先のみの研ぎだから、3本はそれほど時間がかからずに仕上がりました。
さて、問題は切れない方の包丁だ。
改めて見ると、この包丁を使っている方は自分でも研ぐんだろうな~。
研いでいるうちに刃の形が変わってしまったと考えられます。
先端もかなり丸みを帯びています。
ハンディタイプのダイヤモンド砥石で軽い修正を試みます。
まだ何か変?なんだけど、この辺りまでにしておきます。
リピートで研ぎが来るようになったら、さらに手を入れていきましょうかね。
この包丁、縞も分厚いです。
相当、切れないはず(苦笑)
もちろん、縞も研いじゃいますよ。
何かもらえるわけでもないのに、サービスが良すぎる(笑)
番手を上げながら、6000番までやりました。
もうちょっとできたらいいと思うが、時間が圧倒的に足りない(笑)
元と比べれば、厚みは抜けたはず。
で、刃先を荒研ぎから超仕上げ研ぎまでやって、仕上げました。
変形していたのがまだまだ尾を引いていて、刃先を研いでいても違和感でした。
持ち主は、刃の先端の方がうまく研げなくて、そのまま強引に研いだ感じです。
だから、刃の先端を研ぐときに、包丁を何度も方向転換をしなくていい感じにされちゃってると感じました。
これが自分のなかでは違和感になって・・・。
何で?となる(笑)
研ぐときはそれなりに楽なんだろうけど、歪でカッコ悪い包丁になっちゃうね。
今日は4本まで仕上がりました。
続きのあと2本は、来週にやります。
こんなにたくさん研げることもないので、経験値稼ぎとなりました(笑)
本日もお粗末さまでした。