俺の缶詰、何の味?

KandzumeがやらかすDIY日記

災害時にトライポットをつくりたいとき

3月11日は思い出すだけでもつらい日ですが、教訓を活かさないといけないと思っています。

 

いろんなものが止まりましたが、電気がないと本当にどうにもできなかった。

 

とにかく、明かりと情報がないと苦しかった・・・。

 

バッテリーツールは、専用ランプやスマホ充電ができるので、使いきりのままにしないことが大事かなと。

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ピカピカ、ブゥーーンがしんどいけどな  (;´Д`)

 

 

さて、災害を想定して、MAXランタンを吊るすトライポットを即席で作ってみようと思います。

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コンセプトは、「時間をかけずに作る」です。

 

災害時はいろいろなことに目を向ける必要があるため、お行儀よく作っている暇はないのです。

 

「トライポット 自作」と検索すると、ロープで縛るトライポットが出てくるので、キャンプでやりたい人はそっちを見るように。

 

 

まずは、竹でも木の枝でもいいので長さをだいたい揃えておく。

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針金をふたつ折りにして、二重にする。

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そして、巻き付ける。指一本分ぐらいの輪の位置でグルグルするのがポイント。

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針金の長さは、本当は竹の周りを2~3回まわせるぐらいの長さがあればgood。

 

今回は、その辺の針金でやってるので、短くてごめんなさい。

 

 

輪にラジオペンチを差し込んで、さらにグルグルと巻いていく。

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グルグルしてると、どんどん締まってくる。

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そう、これは番線を巻いて固定する技。

 

家の基礎打ちの配筋でも、手作業ならこんな感じになる(道具は違うけど)

 

 

これで、トライポットが自立します。

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Kandzumeはこの手の物を作るときに竹を使うんですが、節の位置を上手く使うとずれないでピタッとおさまります。

 

 

輪っかがあれば、フック代わり。

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ランタン、吊しました~♪

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5分もかからずに完了です。

 

とにかく、災害時はひとつ目をすぐに作ること。

 

そして、その場の状況を見てもう少し頑丈なの(お行儀よいやつ)を作る、という流れが良いかと思います。

 

 

ちなみに、これは農業用資材のヒモ。

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引っ張っても切れそうもない素材なのに、ハサミなら楽に切れる。

 

 

引っ張りながら縛ると、これがなかなかの固定具合だったりする。

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よしよし、いいじゃないか。このヒモ、車に積んでおこう。

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昔、竹でこんな三脚をふたつ作って、棒を渡して、洗濯物を干すところがありました。

 

昔の日本の文化を見直してみると、役に立つものがまだまだあるのかもしれません。

 

本日もお粗末さまでした。