俺の缶詰、何の味?

KandzumeがやらかすDIY日記

御堂の観音扉補修その2

観音扉を補修に取り組んでいます。

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今回は、扉の枠の交換する部材の選定。

 

木製建具の材料って、その辺で買ってくるの実は難しい。

 

なぜかって?

 

杢目(もくめ)の向きとか、節の有り無しが関係してくるから。

 

ホームセンターの木材では、反りはあるし、節は多しで、どうにもできない。

 

今回は地域の共有財産だから、気を使ってみたいと思っています。

 

 

で、kandzumeの木材ストックから引っ張り出したのがこれ。

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家をリフォームしたときに出てきたものとか、ずっとストックしてたものとか。

 

 

細い木材。

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端をちょっと切って、年輪を見てみる。

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1mm以下の年輪がギッシリ。

 

 

これなら格子の年輪の雰囲気に合うのでは?

 

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こっちは太くて古い木材。

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もともとは梁として使われていたもの。

 

リフォームの際に一部切り取られました。

 

あっ、今、住んでいる家にはさらに梁の補強が入っているので大丈夫ですよ。

 

 

これだけ太いのに、節は見当たらないし、杢目も細かい。

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ポテンシャルはかなり高い。

 

古材ゆえに古釘があって、処理は必要ですが。

 

 

一応、断面もチェック。

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うん、やっぱり年輪は細かいですね。

 

 

178cmもあれば、痛んでいるところは避けられるのではという甘い考え(笑)

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次回は挽いてみますか。

 

今日も明日も日々是好日で。