最近入れ込んでいるカルマーPRO。
刃の動きが重めなのが気になって、分解してみることに。
分解が簡単なら、普段の整備も洗う以外にもやろうと思うんです。
スナップリングプライヤーを用意します。先の細いラジオペンチでも代用できます。
穴にプライヤーの先を入れてギュッと握る。
これでリングが外せます。
底板を回して穴の位置を変えると、底板と下刃が外せます。
刃を外すのも、回して穴の位置を変えるだけ。
シンプルだなぁ。
ここまでなら普段の片付けでもやれる気がする。
意外と泥がまだまだ入ってるのよ。
ここから先はスパナも要ります。
ナットをゆるめます。
外してみると中はこんなのです。実はまだまだ先はあります(笑)
中央部をもって、手で回してみる。
いろんなものが噛み合って、それが抵抗になっている感じ。
よし、その先へ。持ち上げて外します。
ギヤとグリスのてんこ盛りでした(笑)
田んぼの畔のような水際での草刈りも想定しているので、防水性のある固めのグリスなんでしょうね。
これは逆に言うと、使う用途とグリスの種類なんかを考えて組み込めば、もう少し軽い動作も可能なのではと推測します。
今回はこのまま戻しますけど、試してみたいぞ。グフフフ。
戻すときに、ちょこっとだけ手を加えてみる。
このナットの締めを、微妙に緩めにしてみる。
一度ちゃんと締めてから、60°もいかないくらい戻す。
この程度は、指先では回せないトルク。
さらにナットは緩み防止タイプだから、簡単には外れないと思います。
↓
追記!
コレ、危険です!
砂混じりのところを地際で刈った際に、ナットのほとんどが外れました。
ギヤの伝達ができなくなるので、刃が動かなくなります。
きちんとトルク管理すべきです!
しっかり締め上げてください。
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ただ、草刈り使用後は開けてチェックする必要はあるでしょうね。
レーシングカーみたい。
完全な自己管理・自己責任の世界ですので、簡単に真似はしないで下さい。
というわけで、組み上がりました。
ナット調整をしたので、刃が少し楽に動かせます。
これが草刈りのときにどんな効果となるのか??
↓
追記!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ナットが外れます!
きちんとトルクをかけてください。
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あぁ、楽しみ。
今日も明日も日々是好日で。