切れなくなってきた刈込鋏。
もともと、そこまでいいものでもない。
研ぎの練習がてら、研いでみたくなった(笑)
この刈込鋏は分解できるのでバラします。
刃の状態。欠けがいろんなところにあります。
もう片方の刃も同様。
変に擦れてるところもあるけど、これはどうしようもない・・・。
ダイヤモンド砥石の1000番で錆び落としをしてみる。
平らなところにしか、かからない(笑)
使用できる程度になればいいので、このぐらいにしておく。
400番で刃の欠けを修正していきます。
ダイヤモンド砥石を立て気味にして、こすっていきます。
刃渡りのバランスを見ながら、ひたすらこする。
欠けなし！整いました。
次は400番の荒研ぎ。
刃先1mmぐらいが当たるように、さっきより角度を寝かして研いでいきます。
刃の光り方の色が違うのがわかるでしょうか。
1000番で仕上げ研ぎ。
先程のところをさらにこすっていきます。
刃の裏側に返りが出たので、軽くさらってとります。
シリコングリスで滑らかさと錆び防止。
やる前よりは切れそうじゃん(笑)
ビワの枝の飛び出したところを試し切り。
おっと、それなりに切れるものになりました。
これ以上の切れ味は、裏にあった減りでどうにも難しいです。
鋏は刃と刃が点でこすり合いながら切るものなので、裏に異常があるとどうにもできないです。
まぁ、刈込鋏も剪定鋏も同じ要領で研げるのがわかったので、個人的には収穫です。
この勢いで裁ち鋏なんかもやってみる？？(笑)
今日も明日も日々是好日で。
