HiKokiのバッテリーチェンソーをそろそろレビューしないと・・・。
今までのHiKokiの実績から、疑心暗鬼で、手に入れている人は少ないはず。
コレ、実は7月には持っていました(笑)
早く公開した方が世のためになっていたかもしれません(笑)
そもそも、HiKokiチェンソーはHiKokiファンしか買ってもらえないような、仕上がり不足感がありました。
CS3625は、マルノコを思わせるぐらい、ボディをギュ~ッとコンパクトにしてきました。
期待大。
では、組み立てていきましょう。
3/8スプロケット。
HiKokiはこの設定しかない。
純正の250mmガイドバー。
1.1mmゲージの薄刃です。
よって、90PXのチェーン刃を使います。
組み立て、完了。
うん、いいね。
結構、コンパクトだ。
Makita40VmaxチェンソーのMUC008と比較してみます。
HiKokiはバッテリーが斜め差しなので、ちょっとお尻が出ます。
横を見比べると、Makitaの方が分厚い。
このスリムさ、素晴らしいです。
しかも、軽い。
動的な部分が気になる方もいるかと。
HiKokiスイッチオン。
一瞬のタイムラグがあってから、回り始めます。
最初は故障か??と思ったほど。
カタログでのチェーンスピードは、12.6m/s
対して、Makita。
スイッチオンで、即、動き出す。
このリニアな操作具合はスゴい。
チェーンスピードは24.8m/s
倍、速いんじゃん(笑)
チェンソーは刃の速さだけで優劣が決まるわけではない。
実際に切ってみないと分からない。
紅葉で枯れ始めた太枝を切ってみます。
切るスピードはちょっとかかるが、8cm程度の枝は切れました。
もう少し太いところは??
12~13cmぐらい。
こちらも切れちゃいました。
スピードがない分、トルクに振ってあるのか、止まる気配は感じられません。
違うところで、さらに試し切り。
結構な力で押して切っているのに、止まらない(笑)
なかなか止まらないというのが、作業の安心感に繋がる。
Makitaチェンソーのように、無理なく、軽く押してあげる必要がない。
ただ、スピードがいまひとつのため、一気に切れずに皮一枚残って倒れてしまいました。
MakitaのMUC008なら、一気に切れちゃうでしょう。
でも、そんなもんだと分かっていれば、やり方次第。
こいつは全然使える道具です。
どうやったら止まるのか??
枝が集まってコブになりそうなところを切ってみる。
さすがに2回止まった(笑)
でも、最終的には切れた(!!)
使いようによっては、ポテンシャルが高い。
終わった後のクリーニングも、そこまで悪くない。
シンプルなカバーのため、エアダスタで簡単に掃除が完了した。
ブラシなんかで払っても、結構落ちてしまう気がする。
というわけで、HiKokiのCS3625、なかなかいいチェンソーです。
初心者が始めて持つチェンソーとして、かなりオススメです。
チェーンスピードがほどほどで、強く押しあてても止まりません。
Makitaの40Vmaxチェンソーは誰が使っても大丈夫な感じがないんですよね。
貸せない(笑)
CS3625は貸しても大丈夫なくらいの機体です。
今度、親父に貸すときはコレにしよう。
個人的には、ガイドバーがもう少し短くなったら、すごく面白い機体になると思っているんですよね。
オレゴンでそんな短いガイドバーがあったかな??
しばらくは、調べて妄想してで楽しめそう♪
最後にもう一度。
初心者で始めて買うなら、こいつは有りよ。
本日もお粗末さまでした。