親父所有の噴霧器。
30年以上前に買った丸山の噴霧器です。
エンジンはなんとカワサキ!!
そう、バイクで有名なカワサキ。
小型な2スト汎用エンジンをやっていた時代もあったんだね。
で、こいつがとにかくエンジンのかかりが悪い。
バイクのように一癖も二癖もある男気がある機械(笑)
今までにも何度かキャブレターをバラして、なんとかなだめながら使ってきました。
自分が使うなら癖がわかっているから男気があってもいいけど、毎回持ち込まれるととにかく憂鬱になる(苦笑)
今回は考えがあって、いつもよりも大胆にバラしていきます。
エンジンと噴霧操作側の接続は4つのボルト。
エンジンがかからないなら、調子がよさげなエンジンに載せ換えられないか?と思ったわけです。
ボルトをゆるめます。
固着しているかと思ったら、意外と簡単にゆるみました。
パカーンと分割。
そういう構造だったのか~。
遠心クラッチが筒に張りついて回すことで、噴霧器を動作させているようです。
ということは、遠心クラッチ付きのエンジンがあればなんとかなるかも。
では、ドナーの到着。
これも、親父所有の刈払機。
自分が草刈するようになってからは全然使っていないので、ドナーになっていただきました。
HONDAのGX25が動力になっています。
ガソリンだけで動く4ストエンジンです。
こいつがなんと4つのボルトで止まっているタイプなのであります。
ここまで条件が揃っているなら、やってみるしかないよね♪(笑)
まず、ケーブル類を外しておきます。
そして、ホンダエンジンをシャフトから外して、カワサキエンジンと見比べます。
4つのボルト穴、遠心クラッチで同じ条件です。
噴霧操作側と穴を合わせると、一致しました。
ヤバい、マジでついちゃうよ(笑)
ボルトで固定します。
噴霧器HONDAエンジンversion、爆誕!!
ガソリンタンクが下にあるので、高さの帳尻合わせが必要ですが、とりあえず噴霧操作側だけに底板をセットして、なんとなく合わせた(笑)
久しぶりだけど、エンジン始動。
そして、あっけなくかかった。
さすが、世界のホンダ。
水を吸わせて、噴霧できるかもチェック。
オイオイオイ、できちゃったよ!!
冗談半分でやっていたのに、上々の結果となりました。
ホンダエンジンがつくのが分かってしまえば、GX35やGX50を手に入れて、排気量をアップするのもいいかもしれません。
自分が寿命でいなくなるまで使えるような丈夫な機械になるな・・・(笑)
始めてエンジン交換をしてみましたが、なかなかに面白かったです。
また、何かでやってみようかな。
本日もお粗末さまでした。