これは親が住む母屋(古民家)の話。
この家の中には、一部、渡り廊下があるのです。
縁台風に作ってあって、もしものときには動かして、土間の左右を行き来できるようになっています。
自分も子どものときからこれを何度も渡ったものです。
自分が幼稚園生の頃かな、大工さんのお茶出し用のテーブルとしても使っていた記憶があります。
まぁ、親に聞いたら40年以上前の物だよとのこと(!)
久しぶりに乗ったら「揺らぐ??」と思って、下をのぞいてみた。
分かりやすい画像が取れなかったけど、脚が思わぬ方向を向き始めている。
そして、支えるべきところが抜けてる・・・。
これはヤバい。
一気に崩れて、親に骨折でもされたら、洒落にならん。
強制的に修理に入ります。
この縁台は長短があって、まず短い方から取りかかります。
4本中、3本が抜けているだと!?
これでよく支えていたものだ・・・。
この縁台は急遽入れることになった物で、大工見習いが頑張った仕事と聞きましたが、一応ホゾが掘ってあるので立っていられたようです。
あとは、この場所にピッチピチのサイズで入っていて動きにくかったのも、長年保った理由なのかもしれません。
修理内容としては、ボンドを塗って差し込んでから、ピンネイルで止めました。
続いて、長い方に取りかかります。
こちらは抜けているのが1本のみ。
でも、4ヵ所とも同様にボンドとピンネイルで固定しました。
長い縁台は、どちらかというと、こっちの方が問題か。
根太のように渡してあるところが1本割れています。
渡っているときに、ミシッといったのはこれか!
割れの内部に入るようにボンドを塗って、ビスで止めました。
脚の修理、これにて完了です。
揺らぐのが、かなり減りました。
補強すれば、もっと安心感が出るでしょうね。
目立たないようなやり方を、ちょっと検討しておきます。
他にも手を入れたいところがあって、上面のフローリング材が傷んでいます。
全面、張り直しをしたい野望有り(笑)
それについては、また今度で。
今日のところはここまで。
本日もお粗末さまでした。