俺の缶詰、何の味?

KandzumeがやらかすDIY日記

Makita充電式ハンディソーMUC101Dのオートテンショナーを分解して仕組みに迫る~チェーン外れが多い人はこの考察を見よ!~

最近、流行りの充電式ハンディソーMUC101D。

 

 

みなさんは気に入っているのかもしれないけど、自分はチェーン外れが気になってしょうがない(笑)

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今回はこの機種が売りのひとつとしているオートテンショナーに迫ろうと思います。

ガイドバーとチェーンを外します。

 

 

オートテンショナー部を分解するには、プラスドライバーを用意。

 

 

テンショナーの左のネジを外します。

 

 

蓋を取り外し。

右側がツメで引っかかってるから、割らないように気をつけて。

 

 

ガイドバーを取り付けるパーツ。

 

 

その下に長~いスプリング。

 

 

さらにその下にもうひとつ、スプリング付のパーツ。

 

 

このような部品達で、オートテンショナーは動いています。

あっ、本来なら、もっとグリスがてんこ盛りでついてますんで(笑)

 

 

簡単に言うと、あの狭~いスペースの中で、長~いスプリングでガイドバーを突っ張るわけよ。

 

 

仕組みが分かれば、戻すことはさほど難しくない。

はまるところに入るように、形づくられているので。

 

 

ガイドバーの穴にテンショナー部を取り付けると、スプリングが突っ張って・・・。

 

 

ほどほどのテンションがかかり、簡単には落ちなくなります。

買った当初はこの機構をめっちゃ誉めてたけど、今の思いは真逆です(笑)

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これ、ハードに使う人間にとっては、ほどほどのテンションにしかならなくて、不満。

 

 

外から余計な力がかかるとガイドバーが動きやすい。

本来のチェーンソーなら、ガイドバーにチェーンをかけた状態でこんなことは起きない。テンショナーが任意のところで固定されているからね。

 

オートテンショナーは自動で突っ張るけど、動いて不安定なものでもある、と頭に入れておきましょう。

 

 

さて、スプロケットカバーを取り付けます。

 

ガイドバーに圧をかけすぎるとよくないかなぁと、ほどほどに締めると・・・、

 

 

この状態でチェーンを引っ張ると動く!つまり外れる!!

GIF動画をどうぞ。

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短時間でチェーンが外れることが多い人は、「スプロケットカバーの締め付けトルク不足」、これが原因です。

 

 

スフロケットカバーの裏には、ゴムがついていまして、かなり密着させないと、ガイドバーを固定できないのです。

 

 

だから、これでもかとギッチギチに締めてやると・・・ (こんなことしていると、いつか割れないか??)

 

 

ガイドバーが動くことは、かなり抑制できます。

 

 

チェーン外れが何度も起きるとスプロケットカバーが割れますので、お気をつけください (さすが80TXLの威力)

 

 

さらに言うと、締め付けをギッチギチで続けると、スプロケットカバーのゴムは徐々に潰れるから、レバーの最終停止位置もずれていきます。

 

レバーの位置で油断せずに、締め付けトルクの感触でギッチギチのガッチガチに絞めてやりましょう。

 

これで外れないで運用できる時間を伸ばせるかな?

 

参考になるかは分かりませんが、現時点での知識のまとめでした。

 

はぁ~、テンショナーの対策品、出ないかなぁ~。

 

本日もお粗末さまでした。

 

 

 

追伸

 

ギュッとスプロケットカバーを締めることで、8cm級の枯竹カットが一発でできました。

それでも、カット後にチェーンのゆるみがあるので、ガイドバーは動いています。