俺の缶詰、何の味?

KandzumeがやらかすDIY日記

どんど焼きの組み立て 備忘録2024

晴天、風やや強め、本日は地区のどんど焼きデーです。

 

昨年は3年ぶりにどんど焼きをやって、いろいろとためになる記録も取れました。

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今年も準備してみて、いろいろわかってきたことがあったので、備忘録として残しておきます。

 

 

さて、今年の自分のテーマとしては「一歩引いて、みんなで準備すること」

 

わかっているからと積極的にどんどん動いて準備していくことができますが、頼りにされると一緒にいる人はやることを覚えないんです・・・。

 

知っている人がいなくなったら、動けなくなる、できなくなるのは、困りますよね。

 

道具も貸すので、同年代の方を中心に活躍していただきましょう。

 

 

まずは竹の切り出しから。

中心用の太い竹は1本。

 

10cm位の太さがあればOKだが、これは太さ15cmもあった。

 

それでも、全長が長くてカットしたため、太さ12cm位になったはず。

 

周辺用に使う竹は12本。

 

太さは7cm位でOKだが、数人でやると感覚がバラバラでまとまらない(笑)

 

任せるなら、見本用の太さがあるといいのかもしれません。

 

 

長すぎると使いづらい(バランスが整わない)ので、計測してカット。

中心用は今回は12m30cmとなり、周辺用は10mとなった。

 

スケールで計ったけど、巻尺も用意しようかな?(穴堀りの円つくりにも使える気がする)

 

 

竹の枝葉は、ぐるぐる巻き付けながら編む。

最後は竹の周りを1周回してうまく引っかければ、枝葉がほどけることはない。

 

中心用の竹は、半分まで編めばOK(組み立て後、上部はフサフサ仕上げとなる)

 

 

では、穴堀りへ。

交代しながらやるなら、やっぱり、穴堀(複式ショベル)だよね。

 

あと、風向きが午前と午後で変わることもあるので、穴を掘る場所は中央が無難。

 

 

中心に1つの穴、周りに12つの穴を掘る(時計をイメージするとわかりやすい)

110cmの基準棒を作ってみたけど、自分が軽く目印をつけて、他の方にやってもらっていたから、あまり意味ない(笑)

 

 

頼んだら、仕事キッチリでした。

さすが(笑)

 

 

中心用の竹に縄を5本結んで、ダルマを取り付けて、立ち上げる。

縄が5本なのは数字の縁起だと思うが、用意する長さが難しい。

 

縄一巻を3等分するくらいが、使うときにちょうどいい長さに感じました。

 

二巻あったから、6本分できちゃうね(笑)

 

でも、長すぎるよりは適切な方が良い(巻き付けの際にゆるみが発生!!)

 

あと、ダルマは上部に穴を開けて、紐をつけた棒を入れて引っかけます。

 

10mmの穴をあけて入れるので、穴に余裕がないので麻紐を用意しておくべき。

 

昨年はたまたま麻紐が入っていたので、すっかり忘れていました。

 

 

縄3本は杭に結びつけて、バランスを取ります。

12本の竹を中心の竹に寄せ、残った2本の縄で巻いていきます。(1本は時計回り、もう1本は半時計回り)

 

人の手は2本、竹は2本しか持てないから、竹を寄せるときは立ち位置が重要(笑)

 

この先、人手が足りなくなってきたら、周りの竹の本数を減らすことも考えておかないと・・・。12本→8本かな?

 

 

頭上の高さで、縄を周囲の竹に1本ずつ巻いて締めておくと、強度が上がります。

 

 

そして、竹の間に藁を入れていきます。

踏むと藁が沈むから、結構入ってしまう。

 

周囲を巻く縄が長ければ長いほど、隙間が小さくて中に入ることが難しくなるので、縄の長さはほどほどにするべし。

 

余った藁は、ぐるっと下の周囲に並べておけばいいので、詰め込みきれなかったと焦らなくても良い。

 

 

子ども達に地区内から集めてもらった飾りをデコレーションしてもらって完成♪

バランス取りしている縄は、燃やす直前に巻き付ける。

 

杭の回収を忘れずに(笑)

 

 

点火。誰がつけるか、事前に決めておきなさいよ、現場が混乱する(笑)

風があって、勢いよく燃えました。

 

消防団が来ていましたが、立てた場所が中央ではなく、ちょっとヒヤヒヤしました。

 

強度があるためか、半分から下がなかなか崩れない(笑)

 

 

火が落ち着いたら、餅を焼きます。

今年がいい年になりますように。

 

篠竹の本数は25本あったそうだが、20本で充分。

 

結構、余ってた。

 

 

ここからは自分の思いの呟き。

 

自分と同年代がもうちょっと覚えていければ、どんど焼きの組み立てはスムーズに進むと思います。

 

記録は取ってるけど、制作マニュアルなんてものは、まだ作るつもりはないです。

 

所詮、マニュアルは手順を示すものであって、実際のキーポイントは何度もやってみないとわからないからです。

 

人間ですから、今回やっている中でもひとりひとりに違いがあって、きちんとやろうとする人、そこまで気にしない人が一緒になって活動していました。

 

制作上、どこがこだわらなければいけないのか、とこがそこまで気にしなくてもいいのかを、やりながら経験的につかんでもらいたい。

 

構造的なポイントと数値がしっかり組み合うと、かなりガッチリしたものができます(数値のお手伝いは陰ながらできる)

 

簡易的なものと言っても、10m級の高さのものを組むわけですから、危険なものになってほしくないです。

 

興味をもって地区行事の記録を取って覚えてきたので、自分がこれからは伝える側にまわる必要もあるでしょう。

 

でも、独りよがりで突っ走っていてもダメなんですよね。

 

みんなでやりながら、みんなで地区の行事を守っていく、そんな流れになっていけるように、裏からサポートしていきたいです。

 

今年は他にも行事があります。

 

また、頑張ります!

 

本日もお粗末さまでした。