お待たせしました。
トリマーの部品のマッチングを探る第2弾になります。
自分が思う以上に関心ネタのようで、Part1にアクセスしてくれる方が結構いらっしゃるようです。
ありがとうございます。part1はこちら。
先日、EN421MPを使って草刈りをしました。
で、ナットが1つ外れてなくなったわけですが、金物屋さんにあずけたら、すぐに直って返ってきました。
このナットではまたなくなるだろうからと、部品番号の袋とアタッチメントの構造図も金物屋さんは渡してきました。
日々、製品番号や部品番号で注文してくる自分の性格を読まれちゃってますね。
金物屋さんに感謝です。
ということで、2つのトリマーの構造図が手元にあります。
この比較ができるのは、日本では自分だけかもしれません(笑)
この2枚の図である程度のことが見えてきます。
左側がマキタのEN421MP、右側が源平刃物工場の安心トリマーくんになります。
同じような構造に見えるのですが、よくよく見ると違いがありまして・・・。
EN421MPに安心トリマーくんの部品をつけて互換させるのは、はっきり言って無理だということがわかりました。
期待していた方、ごめんなさい。これは無理です!
詳しくは以下に説明します。
その1 ガイドベース(刃を取り付けるためのベースとなるパーツ)
安心トリマーは付け根のこの部分に曲げが入っているんです。
EN421MPではこのパーツが真っ直ぐなので、取り付けはできません。
刃を通す穴の位置も違うので、このままでは刃がはまらないと。
この前の状況がそのまま当てはまります。
その2 ジョイント金具(刃の付け根を取り付けるパーツ)
ジョイント金具の穴の位置関係から長さが違います。
EN421MPの方が長いようです。
刃の付け根及びジョイント金具の先端は同じ形状で、期待しちゃうんだけどねぇ(笑)
じゃあ、ジョイント金具を安心トリマーくんに組み換えたら?と思うんだけど、EN421MPは2本のボルトで固定する仕組みです。
刃を動かす大事なところなので、どうすることもできませんね。
その3 ガイド金具(刃を最終的におさえるためのパーツ)
はっきり言って形状が違います。
EN421MPに取り付けるためには、ガイド金具に切り欠きがないと入らない。
写真も見てください。どこかにガイド金具があるので参考に。
EN421MP
安心トリマーくん
思いっきり違う・・・。
こりゃ、ダメだ。
キーポイントとなる部品が組み込めないから、刃が入ることもない。
刃の付け根が一致してしまったもんだから、夢見心地になってしまいましたね。
このアイデアを現実化させるのは、かなりハードルが高いです。
これ、続きをどうするか考えものですけど、みなさんはどう思います??
今日も明日も日々是好日で。