研ぎに出して、先日返ってきたマルノコの刃。
切れるようになって有頂天になっていたが、mayaさんにコメントをいただいたことで、ハッと気がつく。
鮫肌、きちんと研げてるか??
利兼さんのブログでは、鮫肌は研げないことを以前に言っているじゃないですか。
あまり確認せずに、地元の金物屋へ研ぎに出しちゃったけど、どうなっている??
改めて、刃先をじっくり見てみます。
MAX純正の125mmはチップ刃に砥石がきちんと当たっています。
チップ刃が平らですね。
これは良好だと思うし、前回よく切れました。
Makitaの鮫肌は?
ん?、んん?
なんか2段階で刃がついていないか!
ということは、もともとの鮫肌のチップの角度で砥石を当てることができなかったということだ。
ここに、新品下ろしたての鮫肌がありますので、鮫肌のつくりを見てみましょう。
鮫肌は、5つのチップ刃の並びの繰り返しで、構成されています。
5つめのチップ刃のところには区切りのようなものが設けられているから、分かりますかね。
ひとつひとつ、刃の形を見ていきましょう。
チップ1番目
平刃(平らで、左右への角度がない)
チップ2番目
左上がりの刃(結構、鋭角)
チップ3番目
右上がりの刃(結構、鋭角)
チップ4番目
左上がりの刃(結構、鋭角)
チップ5番目
右上がりの刃(結構、鋭角)
と、こんな感じになっています。
研いでもらったことで、左右の鋭利さが無くなってしまったね・・・(笑)
鮫肌を研ぎに出そうとしている人がいたら、気をつけてほしい。
こんなことになっちゃうからね。
こんな刃になってしまったけど、真相は切ってみないとわからない。
マルノコに装着して、切れ味チェック、
さぁ、チップの角度が変わった鮫肌で切ってみますよ♪
先端チョンチョンの35刃なので、軽く切れました。
たぶん、本来のパフォーマンスからは落ちてると思うんだけど、素人には角度が変わったことによるパフォーマンスの違いがよく分かりません(笑)
マルノコの刃は、こまめに研ぎに出して、いつも切れるようにしておけば、それでいいんじゃないか?
研ぎができる角度でありつつ、平刃が入り混じってるのが、マルノコの刃としていいのかもね。
すでに提案されていて、全国でも有名な金物屋の利兼さんはさすがだなと思います。
いや~、勉強になりました。
本日もお粗末さまでした。